アダーニ、君の出番だ
悪い意味で歴史に残る一戦に立ち会ったインテルDFマルコ・マテラッツィ選手は、右太腿の筋肉を傷めて全治2ヶ月と診断された模様。なお同じく肉離れの症状を訴えているカンナヴァーロ選手のイタリアダービー出場も極めて微妙らしい。
リセットとは過去のあやまちも一緒に忘れることだ
1-5に終わったアーセナル戦を振り返ったザッケローニ・コーチは「あのような試合は二度とない」と主張しているが、歴代コーチもみんな同じセリフを口にしていた。
アルベルト・ザッケローニ・コーチ
「新しいチームを造る途上では様々な混乱やミスが発生するものだ。それは成長期にある子供が発熱するのと同じだよ。いまインテルは新しい時代を迎えようとしている。それをティフォージも理解してくれているんだ。もちろん、あのような試合は二度とあってはならないし、そうであると信じている」
それでいいのかレッジーナ
コッパ・イタリア対ほぼユーヴェ戦での活躍ぶりを大絶賛されているユヴェントスFWベンジャミン・オンヴァチ選手は買取オプション付のシーズンローンでレッジーナから来ている選手らしい。ちなみにインテルマルティンス選手とは親友どうし。
ヴィンチェンツォ・キアレンツァ:ユヴェントスプリマヴェーラ・コーチ
「まず最大の特徴はスピードです。それ以外はまだまだ成長過程でしょうが、まぁ呆れるくらいにとにかく速いですよ。それだけでも食っていけますね」
マルチェロ・リッピ・コーチ
「よく動く選手だし、技術も申し分ない。ただ全般的にはまだまだ改善の余地は沢山あるよ」
ベンジャミン・オンヴァチ選手
「出た時は舞い上がって何をしてるんだか自分でもサッパリ分かってなかった。でも直ぐに落ち着いたけどね。ゴールの感想?ユーヴェのシャツを着て公式戦で得点を決めた時の気持ちが想像できる?誰にも不可能なはずだよ。それはやった者じゃなきゃ決して分からないファンタスティックな瞬間さ。でもこれで何かが成し遂げられたとは全く思っていない。僕がナイジェリアを離れてイタリアなんかでフットボーラーを目指しているのも家が貧しいからだよ。だからもっと立派な選手になって沢山のお金を稼ぎ、みんなに楽をさせたいんだ。今でもレッジーナからもらった給料を実家に持ち帰った時の家族の喜びようが忘れられない」
1試合の重み
インテル戦でまた評価を上げてしまったアンリ選手だがピーター・ヒルウッド会長は「たとえ1億ポンドでも売らない」と言い張っているらしい。
ピーター・ヒルウッド会長
インテル戦の前日の夕食会では、いったいアブラモヴィッチが幾ら持ってくればアンリを出すのかって話題になりましてね。5000万とか7000万とか1億なんて数字も出たんですが。私はキッパリ言いましたよ。アンリに値段はないとね。彼は偉大なストライカーというだけでなく、人間的にも完璧な若者です。どのような代価を支払ってでも絶対に残します」
最後はみんなでバンバン
12月22日にサンティアゴで行われる予定のバンバン引退試合ロベルト・バッジオ選手、ホナウド選手、ラウール選手が招待されたらしい。
イヴァン・ルイス・サモラーノ・サモラ選手
フットボールとの別れは本当に辛いよ。どうすればこの僕にさよならが言えるのか想像もつかないな。しかし、この試合は僕のためというよりチリの皆さんに楽しんでもらいたい。いつまでも人々の心に残るようなゲームが出来たらそれで本望さ」
日記の内容は明らかに違います
1-5という悲惨なインテルの試合を目の当たりにしたモッジGMは「アーセナルも迷惑な勝ち方をしてくれたもんだ」とほくそ笑みながら嘆いていたらしい。
ルチアーノ・モッジGM
アーセナルもねぇ・・・。もうちょっと勝ち方ってものを考えて欲しいですよ。喜び?とんでもないです。これは我々にとっては最悪を意味するのです。普通、インテルほどの偉大なチームがあのような負け方をしたら黙っちゃいないでしょう。我々との試合では死ぬ気で来ますよ、死ぬ気で。まったく厄介ですな、ホントにもう。アンリなんか泣いて頼まれたって二度と獲りません」
サネッティにお礼の手紙を書こう
あのサネッティをチンチンにあしらってしまったアンリ選手は、ジダン選手やホナウド選手とともにFIFAワールド・プレーヤー・オブ・ザ・イヤーにノミネートされた模様。なお投票は12月15日バーゼルにて142名の各国代表コーチによって行われる。