ダービーの代償
インテル戦で肉離れを起こしたネスタ選手のスパルタ・プラハ戦出場は微妙らしい。なお代役はビリーが濃厚。
論外のディフェンス
ともに論外な守備力で星を落とし続けるユナイテッドとチェルスキーが、インテルDFカンナヴァーロ選手と本格的な話し合いを始める模様。
あんたがベンチにいなはれ
インテルの笑顔だけは絶対にイヤだとムカッ腹を立てたベルルスコーニ会長が、ハーフタイムのロッカールームへ乱入し「つべこべ言わずに後半からトマソンを入れろ!これは命令だ!!」とアンチェロッティ・コーチを脅したらしい。
シルヴィオ・ベルルスコーニ会長
「前半の内容は最悪だ。どうして1トップにこだわってるのか理由を言えと命じたが、誰も私を納得させる答えを言ってくれなかった。だったら前線を増やしたって問題なかろうというのが私の結論だ。それは試合結果が物語っている。現にトマソンを入れなかったら我々に最初の得点は生まれなかった。前線に人をかけなければカカーが自由になるスペースなど創れなかった。そして勝ち越しゴールだって存在しなかったんだ。これは思いつきで言ってるわけじゃない。ミランを任されている者なら常識的に考えることだ。いいかね、ミランはあらゆる試合に勝つ義務がある。その為には攻撃だ。攻めて攻めて攻め抜くために必要なのはなんだね?そう、ストライカーだ。ミランに1トップなどという貧しい発想は不要だ。極限にまで高められた攻撃性で敵を圧倒する必要があるのだ。もしもまた性懲りもなくあんなシステムを採用しようものなら、その瞬間にコーチのクビが挿げ替えられると思ってくれたまえ」
カルロ・アンチェロッティ・コーチ
「クラブの最高責任者は会長なわけだから意見を言う権利はある。だから我々は我々どうしで戦い方を話し合ったんだ。彼の興味はクラブの成功だけであって、他のことはどうだっていい。だからこそミランがここまでになったんだよ」
カメラも追う、記者も追う
ダービーで交代させられプッツンしたボボには、これから大変な毎日が待ち受けるらしい。
アルベルト・ザッケローニ・コーチ
「ボボはチームの為に身を削って働いてくれた。それが私の要求だったし、決して期待は裏切られていない。ただ戦術的に幾つか変えたい部分があった。それだけだよ」
おっ
自分ちの試合そっちのけでミラノダービーを観たアヤックス支店は、あんなボボの扱われ方に小躍りして喜んだらしい。ちなみにイタリアへやってきたロッセル副会長とチキは、前者が主にボボの交渉。後者がユーヴェとトレセゲ選手についての話し合いを展開。ちなみにユーヴェ側の条件は現金 + 野蛮人かチャヴィかプジョル