【セードルフ「シュート力があることは分かっていた」=セリエA】

21日(現地時間)に行われたミラノダービーを勝利で終えたミランの選手たちは、翌日すぐに再集合した。24日には欧州チャンピオンズリーグが再開され、アウエーのプラハスパルタ・プラハと対戦する(主審は、イングランドのグレアム・ポール)。インテル戦で太ももを痛めたアレッサンドロ・ネスタ、およびコルドバとの激突で打撲を負ったヨン・ダール・トマソンは、このスパルタ・プラハ戦を欠場することになる。
インテル戦で決勝ゴールを決めたクラレンス・セードルフが、記者会見に臨んだ。彼は、敵として戦った翌日であるにもかかわらず、古巣インテルに多少のノスタルジーを感じていることを隠さなかった。
「今は離ればなれになっていても、インテルのことはずっと心の中に残っている。なぜ勝てないかって? 僕の考えていることは以前にマッシモ・モラッティ(元会長)に伝えたよ」
インテルについて多くは語らず、セードルフは自らのゴールをこう振り返った。
「シュート力が優れていることは自分でも分かっている。でも、運も必要だ。昨日はよく準備ができ、うまくボールを蹴ることができて、あのようになった。今シーズンの初ゴールをインテル戦で決めることができたのは素晴らしい。システム? ローマでの試合ではワントップでも良いプレーができていたよ。どういう戦い方をするかによると思う」
移籍市場の動きにも目を向けた。次の夏のマーケットの目玉は同じオランダのヤープ・スタムになりそうであり、ミランでチームメイトとなる可能性もある。
「まあ、いい選手が多くいればその方がいいよね。年間に70試合を戦わなければならないし、選手層の厚さが必要だ。彼のような選手は、貴重な戦力になるよ」
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/headlines/20040223-00000005-spnavi-spo.html