『トゥット・スポルト』紙によれば、インテルのザッケローニ監督は、ビエリとアドリアーノのコンビを生かすため、彼の３−４−３システムをあきらめてトップ下にスペースを与えざるを得ないようだ。
”トレクワルティスタ（トップ下）”候補は、エムレ、レコバ、カラグニス、ファン・デル・マイデ。２９日午後、アッピアーノ・ジェンティーレの練習場で、ビエリとアドリアーノが初めて一緒にトレーニングを行った。軽いウォーミングアップのあと、ベレッティ・ユースチームとのミニゲームを行うと、ここでザッケローニは３−４−１−２のシステムで、ファン・デル・マイデをトップ下に入れて試す。だが、ビエリ、アドリアーノともにコンディションはいまひとつだった。
ミニゲームの結果は６−０。得点者はアドリアーノ、ビエリ、コルドバ、クルス、カロンが２ゴール。『ガッゼッタ・デッロ・スポルト』紙は、もしかしたらザッケローニはリレー形式で１人ずつ使うことになるかもしれない、と見ている。
しかし、アドリアーノがインテルに戻った時にテレビ局のキャスターが語ったように「折り返し地点に来たいま、新しい選手を入れてチームを再構築するのは不可能。シーズンが始まる前の夏に行うべき」という見方は否めない。
単独で首位に返り咲いたミランとは、もはや１３ポイントも開きがある。インテルの新たな挑戦はどうなるか？
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/headlines/20040130-00000024-spnavi-spo.html
