【中田争奪戦 インテル、ユーベも浮上】

izmnok2003-07-08

中田獲りにインテルも参戦!!パルマからの移籍が確実なMF中田英寿(26)に新たなオファーが来ることが濃厚となった。既にACミランとの交渉が大詰めに入っているが、ここにきてプレミアリーグチェルシーが巻き返し、さらにイタリアの別のクラブも獲得に名乗りを上げているという。インテル・ミラノユベントスとみられているが“中田争奪戦”は新たな展開に突入した。
ACミランとの交渉が、あと一歩までいきながら足踏み。その中で「オーナーが代わったことで動きを見せる可能性がある」とパルマ関係者が話していたチェルシーとともに、インテル・ミラノユベントスも中田獲得へ動き出した。
7日付のガゼッタ・デロ・スポルト紙によると、現在交渉中のACミランパルマに提示している条件は、U―22イタリア代表MFダラボーナデンマーク代表DFラウルセンに移籍金400万ユーロ(約5億4000万円)を付けるというもの。
パルマ側は中田が退団すると、放送権料だけでも250万ユーロ(約3億4000万円)の損失になることから、移籍金の増額を要求、交渉は平行線をたどっている。
一方のチェルシーは一度は獲得を断念したと伝えられたが、オーナーが代わったことで交渉を再開。フランス代表DFギャラスに移籍金500万ユーロ(6億7500万円)を加えることを提示し、中田にも200万ユーロ(約2億7000万円)といわれる中田の給料も保証することを確約している。パルマ、そして中田サイドにとってもACミランより条件はいい。
さらに関係者によると、一両日中にイタリアの別のクラブが獲得に動く可能性が高い。「お金がなければ中田は獲得できない」と言われているが、関係者によると、ユベントスインテル・ミラノサンプドリアの3チームが興味を持っており、中でも電通とタッグを組むなど日本に一番興味を持っているインテル・ミラノが浮上してくる。
パルマは「一番いい条件のクラブに放出する」という方針を固めており、業務提携を結んでいるACミランへのこだわりはない。ACミランのブライダ強化部長も「(ガリアーニ副会長が)興味があるとは言ったけど、獲得とは関係ない」と意味深長な言い方に終始する。連日、同じ質問を繰り返されてイライラが募っている様子で、このあたりも移籍交渉が混とんとしていることをうかがわせた。
http://www.sponichi.co.jp/soccer/kiji/2003/07/08/02.html