【レアル・マドリー、カンナバーロ獲得を検討=スペインL】

「問題点を解決するため、特にディフェンスに良い選手を探す必要がある」
レアル・マドリーのホセ・カマーチョ監督は、フロレンティノ・ペレス会長の所有するヨットに乗ってイビサ島で週末を過ごし、どのDFを獲得すべきかを話し合った。スペインの新聞報道によれば、獲得を狙っている選手の筆頭はインテルのイタリア代表DFファビオ・カンナバーロ、およびアルゼンチン代表CBファブリシオ・コロッチーニとのことだ。
移籍市場のうわさは絶えることがない。火曜日に注目の的となるのはファビオ・カンナバーロインテルに所属するイタリア代表の彼に、レアル・マドリーが興味を示しているらしい。レアルのホセ・カマーチョ監督はマイケル・オーウェン獲得を実現させたフロレンティノ・ペレス会長の尽力に感謝しているが、同時に以下のようにもコメントしている。
「攻撃力を強めることは私が優先している事項ではなかったが、オーウェンの加入は間違いなく攻撃面のポテンシャルを高めることになる。競争が激しくなることで、選手たちも出場機会を得られるようますます必死になることだろう。だが、われわれはディフェンスの問題点も解決しなければならない。そのためには別の選手を探す必要がある」
ロナウド、ラウル、モリエンテスに加えてオーウェンの4人が2つの出場枠を争う一方で、ディフェンス面に関しては、カマーチョファビオ・カンナバーロ(評価額は1200万ユーロ前後=約16億4000万円)とファブリシオ・コロッチーニの獲得を希望しているとスペインの新聞各紙が報じている。この2人のうちどちらかに、ローマから移籍したサムエルとコンビを組むことが期待されている。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/headlines/20040817-00000020-spnavi-spo.html