【ロベルト・バッジョ:セリエA205ゴール、イタリア代表27ゴールで引退】

 ロベルト・バッジョサン・シーロでのミラン戦(4−2でミランが勝利)で現役生活の幕を閉じた。83分に途中交代(コルッチが出場)を告げられると、感無量といった様子のバッジョに対してスタジアム全体からスタンディングオベーションが送られた。グラウンドから出る際には代理人のペトローネとデ・ビアージ監督から抱擁を受けた。この日のプレーではフリーキックからポストをたたくシュートがあった。
バッジョセリエA通算ゴール数は205(加えて、1999年と2000年のチャンピオンズリーグ/UEFAカップ出場プレーオフ3試合で計3ゴールを記録)。
セリエAではフィオレンティーナユベントスミランボローニャインテルブレシアのユニホームでプレーした。そのほかではセリエC1のビチェンツァでもプレー。
1990年イタリア大会、94年アメリカ大会、98年フランス大会の3度のワールドカップに出場。イタリア代表としては56試合に出場して27ゴールを決めた。そのうち8点はPK。16点は後半に決めたゴールで、94年アメリカ大会での延長戦での1点も含まれている。代表56試合のうち11試合は途中出場(うち2試合でゴール)。逆に15試合はスタメンで出場して途中交代した。イタリア代表デビューは1988年11月16日14時30分、イタリアサッカー協会の設立90周年を祝って開催された親善試合。
代表初ゴールは1989年4月22日、イタリア対ウルグアイ戦の65分(結果は1−1)。最後のゴールは1998年6月23日、イタリア対オーストリア戦の89分(結果は2−1)。最後の出場は2004年4月28日、マラッシで行われたスペイン戦(1−1)となった。
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