【ローマ大勝、インテル崩壊=セリエA】

セリエAの第23節、ローマはアウエーでパルマに4ゴールという大勝を飾り、ライバルチームに恐怖を与えるとともに、スクデット(優勝)に向けた望みをつないだ。逆に最も恐怖を感じているのはインテル。危機的な状況から抜け出すどころか、ますます深みにはまってしまい、サンシーロブレシアに敗れてファンの怒りに包まれている。
<日曜日のゲーム>
インテルは転落を続けている。対戦相手のブレシアだけではなく、試合前からブーイングや横断幕で抗議を行っていたサポーターにも敗れた形となった。ブレシアはビハインドを跳ね返して3−1で見事な勝利を収めた。前半は最悪の内容だったが、48分にはデヤン・スタンコビッチのゴールでインテルが先制。至近距離からの右足シュートがディ・ビアージョに当たってゴールに突き刺さった。68分にアンドレア・カラッチョーロのゴールでブレシアが同点とする。デル・ネーロの素晴らしいプレーとインテルのディフェンス陣のミスから生まれたゴールだった。73分にはペトルッツィの右からのクロスにデル・ネーロが頭で合わせてブレシアが逆転。次にマウリの決めたゴールはオフサイドで取り消されたが、さらにカラッチョーロのシュートがポストをたたき、81分にはヘルベグがオウンゴール。さらにスタンコビッチは退場。インテルには早急な対策が必要である。
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