欧州移籍市場を巡って慌しく過ぎた１週間の締めくくりとして、インテルのマッシモ・モラッティ会長は、またあらためてイタリア代表ＦＷクリスティアン・ビエリ（３０歳）の状況に関して、コメントしなければならなかった。
ミランのガッリアーニ副会長とカルロ・アンチェロッティ監督が、ビエリ獲得の可能性をほのめかしたことに関しては、「ガッリアーニは面白い人物だ。冗談のつもりで言ったのだろう」と交わした。「それに、スペインからのオファーもない。われわれにビエリを売る気がないことは、スペインのクラブもよく分かっている。そんなことをしようとほんの少し考えたこともない」。
ファンはビエリとアドリアーノのツートップを待ちわびている。「あとはパルマとの間で金銭面での合意を取り付け、細かい点の調整をするだけだ。どれくらいの金額が必要なのかは、これから明らかになるだろう」。
クルスとのトレードに関しては考えていない。「何人かの選手の名前を新聞で見たが、パルマからそういう要求はない。パルマとはいろいろと話をしたが、相手は状況をよく理解してこの交渉をまとめたいと考えていると思う」。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/headlines/20040118-00000008-spnavi-spo.html
