彼は口を開くたびに騒動を巻き起こす。ミラノで開かれたコンピレーション・アルバム“パッツァ・インテル”の記者発表の席で、イタリア代表ＦＷクリスティアン・ビエリはテレロンバルディア局のマイクに向かってこう語った。
「これが最後だ。いつも何かを話すたびに言葉の真意が誤解されてしまう。これからは３カ月ほど何も話さないことにする。その後は分からないが……」
「ロナウドは元気そうだった。マドリーでは王侯貴族のような暮らしをしている」
だが果たしてビエリは、ロナウドからレアル・マドリーに来るよう誘われなかったのだろうか？
「そのことなら毎日電話してくるよ。レアルに来るようにって……」
そこでちょっと間を置き、
「だが、今は自分はインテルで、彼はレアル・マドリーで順調に過ごしている」
チャンピオンズリーグのディナモ・キエフ戦、それにミランとのダービーマッチには出場できそうだが、フリウリでのウディネーゼ戦は難しそうだ。
「ウディネでの試合には間に合わなさそうだが、決してあきらめはしない。直前の瞬間まで回復を信じる」
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/headlines/20030926-00000012-spnavi-spo.html
