【インテル、1次リーグで姿を消す】

チャンピオンズリーグは現地時間10日、1次リーグ最終節の8試合が行なわれ、グループBのインテルディナモ・キエフと1対1の引き分けに終わった。この結果、アーセナルに敗れたロコモティフ・モスクワと勝ち点で並んだものの、当該成績で及ばず、1次リーグ敗退が決定。グループ3位でUEFAカップに回ることになった。
勝てば決勝トーナメント進出が決まる両チーム。試合は0対0のまま迎えた後半、インテルフリオ・クルスや途中出場のマーティンスディナモはレコなどがゴールに迫るも、得点には至らず。しかし68分、エムレのFKにアダーニがヘッドで合わせ、インテルが先制する。そのままインテルが勝ち点3を手にすると思われたが、85分、攻勢に出たホームのディナモにゴールを許し、同点に追い付かれた。
昨季はベスト4進出、今季も初戦のアーセナル戦をアウェイながら3対0でものにするなど、好スタートを切ったインテルだが、終盤に失速してしまった。ザッケローニ監督は「悔しいね。ディナモよりたくさんチャンスを作っていたし、我々の方が勝利に値するプレーをしていたのに」と無念の表情。一方、最後まで粘ったものの、グループ最下位で姿を消すことになったディナモのミハイリチェンコ監督は「非常に残念だが、勝つために全力を出し切った選手たちを責めることはできないよ」と語った
http://sports.yahoo.co.jp/soccer/headlines/ism/20031211/spo/15000500_ism_00000074.html