【インテルのココ「ザッケローニ効果は表れてきた」=セリエA】

フランチェスコ・ココ(26)は、インテルがまだスクデット争いから脱落はしていないと確信しており、これから首位グループに追いつくことができると信じている。
「これまでの3試合で7ポイントという結果を見てのとおり、ザッケローニ効果は表れてきた。ザッケローニは何よりチームの長所を最大限に引き出すことのできる監督だ。今回も、インテルのことをよく把握して、僕らのことを信じてくれている。僕ら選手たちも同じように自信を持たなければならない」
ココによれば、インテルは他のビッグクラブを全く恐れる必要はないとのことだ。
「どのチームにも劣っているとは感じていない」
つまり、監督交代は良い方向に作用しているということだ。
ザッケローニはチームを刺激し、活性化し、モチベーションを高めてくれた。監督が替わるというのはいつもそういうことだけど、特にザッケローニはあくまで勝利を信じるメンタリティーを持っており、選手たちにもそれを植え付けようとしている」
この監督交代により、ココは3バックの前に位置する中盤の一員としてスタメンに復帰することができた。
「戦術の変更が正しかったかどうかは、今後の結果で明らかになるだろう。僕はもちろん中盤のサイドのポジションでプレーする方が好きだ。でも、クーペルが僕をプレーさせなかったというわけじゃない。僕のコンディションが悪かっただけだ。回復したのはちょうどザッケローニが就任する前の週だった」
ココはクーペルにも感謝の言葉を贈った。
「プロフェッショナルとして仕事をして、インテルを高いレベルに引き上げてくれた。でも残念ながら不運もあって、彼のまいた種が期待したほどの芽を出すことはなかった。ともかく、僕ら選手たちは最後まで彼の味方だった」
ビエリの問題に関しては?
「ボボ(ビエリの愛称)はいつもちょっと特別で、それが彼の特徴でもある。今のところはこういったやり方の方が明らかにやる気が出るみたいだ。僕らにとっては、ゴールを決め続けてくれればそれでいい」
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/headlines/20031118-00000019-spnavi-spo.html