撃沈
Aマッチ:ポーランド 3-1 イタリア

ポーランドの得点:6分ヤセク・バク、18分トマシュ・クロス、85分ヤセク・クリズィノヴェク
イタリアの得点:19分アントニオ・カッサーノ

ジョヴァンニ・トラパットーニ・コーチ
「まぁ、しょうがねぇな。あんだけ早くやられちまったらよ。セットプレーにゃ気をつけろって言っといたが、心配した通りになっちまったじゃねぇか。カッサーノの1発で追いつけっかなとは思ったが、運もなかったしこれも内容通りの結果だ。唯一前向きになれる材料は完封負けしなかったこととカッサーノの出来だな。ヤツはもう何年もA代表でやってるような落ち着き方でさすがのオレも舌を巻いたぜ。デビューとしては満点だし、知的にプレー出来ることも分かって助かった。とは言ってもイラクで起ったことを考えれば全然喜べねぇさ。なんだか落ち着かねぇ変な日だぜ、まったくよ」
パヴェル・ヤナシュ・コーチ
「ワールドカップで失った自信を取り戻す切っ掛けとしては最高の相手に最高の形で勝てた。親善試合とはいえ選手たちには励みになるだろう」
アントニオ・カッサーノ選手
「サポートストライカーだろうがトップ下だろうが別に気にしないよ。どっちだってチームの為に働くって意味じゃ同じじゃないか。まぁ、今日はゴールだけが救いだね。嬉しいデビュー戦だったはずなのにイラクであんなことが起きちゃってさ・・・。だからこそ負けたくはなかったんだけど、正直いまはフットボールの話題なんてどうだっていいよ」
ファビオ・バッツァーニ選手
「このピッチを手なずけるならホームの方が有利だろうなぁ。我々もどうにかしようと頑張ってたんだけど・・・。負けてしまったからどう言えばいいのか難しいところだけど、個人的には天にも昇る気分だね。また呼んでもらえれば嬉しい。でも、その為にはサンプで結果を出し続けなきゃいけないことは自覚しているよ。とにかく代表まで登り詰めることが出来たのは僕を信じて使ってくれたノヴェッリーノ・コーチのお陰さ」

GK1:イェルズィ・デュデク
DF2:トマシュ・クロス
DF6:ヤセク・バク (72分-20:トマシュ・ハイト)
DF3:ヤセク・ゼリンスキ
DF4:ミカル・ゼヴラコフ (77分-17:トマシュ・ジョンサ)
MF5:マリウシュ・クキェルカ
MF7:カミール・コソヴスキ (90分-19:デイミアン・ゴラヴスキ)
MF10:マリウシュ・レヴァンドヴスキ
MF11:アンドレイ・ニェジェラン (80分-14:マチェイ・ズラヴスキ)
FW8:ヤセク・クリズィノヴェク
FW9:グルゼゴルス・ジャシャク (86分-16:マレク・サガノヴスキ)

  • イタリア

GK1:フランチェスコ・トルド
DF2:クリスティアン・パヌッチ (55分-18:ジェンナーロ・イヴァン・ガットゥーゾ)
DF5:ファビオ・カンナヴァーロ (46分-15:マルコ・マテラッツィ) (90分-14:マッテオ・フェッラーリ)
DF6:アレッサンドロ・ネスタ
DF3:ジュゼッペ・パンカロ (46分-13:ジュゼッペ・パンカロ)
MF4:クリスティアーノサネッティ
MF8:シモーネ・ペッロッタ
MF7:マルコ・マルキオンニ (55分-16:ファビオ・グロッソ)
MF10:アントニオ・カッサーノ (82分-20:ファビオ・バッツァーニ)
FW11:マルコ・ディ・ヴァイオ (62分-19:ファブリツィオ・ミッコリ)
FW9:クリスティアン "ボボ" ヴィエリ
主審:トム・ヘニング・オヴレボ (ノルウェー)

いまだに勝ちなし大打撃
レッチェ戦で太腿肉離れを起こしたガウッチ一家GKゼリコ・カラッツ選手は全治5週間と診断された模様。なお、彼がいない間に予定されている試合はラツィオ戦、エンポリ戦、インテル戦、サンプドリア戦、UEFAカップアリス・サロニカ戦。