【インテルのエムレ「僕らは監督の味方だ」】

インテルの中盤で中心となるべきトルコ代表MFのエムレ・ベロゾグルだが、まだチームをうまく動かすことができていない。ミラノダービーミランに3−1で完敗)での失敗を返上するため、ブレシア戦では活躍が義務付けられている。
「もっとボールをキープしなければならない。アーセナル戦のように自分たちの実力を出すことができれば絶対に勝てるはずだ。何も怖れてはいない。インテルを怖れなければならないのは他のチームのほうだ」
アウエーのハイバリーアーセナルに3−0と快勝してからは、チームが悪い方向へとスパイラルを描きつつある。
「僕ら選手たちだけではなく、監督にとっても苦しい時期だ。結果を出さなければならないことはみんな分かっている。今年は絶対に何かを勝ち取らなければならない」
クーペル監督は激しい批判にさらされている。選手たちはクーペルのために戦うつもりだろうか? 
「いや、僕らはインテルのために、みんなのためにプレーする。僕は今日代表チームから戻ってきたところだけど、チームはよくまとまっていて、勝たなければならないという意識がある。監督のためだけではなく全員のために、今年は勝たなければならない。実力を出し切れば今後2試合に勝って調子を取り戻せるはずだ」
ウルグアイ代表FWアルバロ・レコバの復帰も待たれる。
「彼は素晴らしい選手。もう復帰の準備はできているようだし、調子もいいみたいだ。でも、だれが試合に出場するかを決めるのは監督だ」
今夏ブレシアに移籍したルイジ・ディビアージョは彼のインテル退団の経緯について批判的なコメントをしている。
「ジジ(ディ・ビアージョの愛称)の言ったことは聞いたけど、僕らは監督の味方だ。彼があんなことを言うとは予想してなかったからちょっと残念に思っている。とにかく今のチームはまとまっていて、選手はみんな監督を支持している」
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/headlines/20031015-00000014-spnavi-spo.html