【マンU、セリエAからの補強を模索】

イングランドの王者マンチェスター・ユナイテッドは、ロナウジーニョの獲得に失敗したために大物選手の獲得を強く望んでおり、現在セリエAをターゲットに絞り選手獲得に動いているという。
デイヴィッド・ベッカムの放出により2000万ポンド(約40億円)の資金を持つユナイテッドは、クリスティアン・ヴィエリとアルヴァロ・レコバの獲得を目指し、インテルに接近しているという。
しかし情報が正確だとしても、ヴィエリインテルを離れるつもりはなく、レコバはマッシモ・モラッティ会長から信頼されており、新契約を交わしたばかりであるため、両選手の移籍は非現実的と言える。
より現実的なのは、ユナイテッドがASローマアントニオ・カッサーノの獲得に動いているという説だ。アレックス・ファーガソン監督は、カッサーノがバーリでプレーしていた頃から注目しているとされ、ロナウジーニョを凌ぐほど卓越したボール裁きとスピードは、今なお強い関心を惹いているという。
カッサーノが確固たるポジションをローマで確立していないことと、ファビオ・カペッロ監督との衝突が絶えない事は、ASローマがそれ相応の額でカッサーノの放出に動くことを正当化する事実と言える。
しかし恐らく一番の焦点は、賢い買い物をすることで有名なファーガソン監督が、保証されていない選手に大金を支払う気があるかどうかになりそうだ。
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