長友選手と橋本まさをさんについて

上記記事にもあるように、インテルの練習場に日本からお笑い芸人の橋本まさをさんが長友選手を訪ねられ、マンチーニサネッティはじめ、各選手達との写真や動画が各メディアに掲載されました。

それに対し、一部インテルファン/長友ファンから非難の声が上がりました。

流れから申しあげますと、橋本まさをさんから返信をいただきました。

そもそもの発端は、’15年4月のテレビ番組(フジテレビ系とんねるずのみなさんのおかげでした ・ 博士と助手〜第21回細かすぎて伝わらないモノマネ選手権)のなかで、じゅんいちダビットソンさんやエハラマサヒロさんなどと五人で【サッカー日本代表 アジアカップのハイライト(FKを蹴る本田など)】として太ももを押さえて痛がる日本代表の長友というネタを披露したことでした。


・・・たしかにあんまりいいネタの選択ではないと思いました。


長友のアジアカップ(1月)での負傷自体は軽傷だったのですが、その後復帰したインテル2試合目で再発。以降5月のシーズン終了まで復帰と再発を繰り返し、チーム自体も欧州リーグ参加権を得られない順位まで落ち込みました。
番組オンエア当時もまだ負傷が癒えておらず、ベンチ入りこそしているものの出場できない状況が続いていました。


ケガをして痛がるシーンで止まった長友のモノマネ、観覧客の笑い声のSEは足しているもののとくに出演者(関根勤古田新太他)にもウケず。そりゃそうでしょうね。橋本さんのTwitterアカウントなどにも批判コメントが寄せられていました。

ご本人も『馬鹿にする意図はなかったこと、五人それぞれアジアカップのシーンを再現するなかで長友担当として印象的なシーンだったこと、不快な思いをされた方がいたことについては反省していること』を個別に返信されていたのですが(あまりいい対応方法ではありません)、言葉選びもあまりよくなかったようで火に油を注ぐだけとなってしまい最終的にブロック・ミュートする対応になってしまったとのことでした。


繰り返しますがいいシーン選択ではないですよね。ネタとしてもっと煮詰めるならオーバーラップしたけどボールが来ずに慌てて必死で戻るとか、長友らしい面白いシーンは他にもいくつもあったでしょう。そこは完全に本人とネタを選択、放送した番組に非があります。

ケガのシーンでなかったとしても、モノマネ芸人は本人のファンから嫌われるものです。岩崎宏美ファンはコロッケが嫌いでしょう(ふるっ)。インテルが好きで長友も好きになったファンと、長友が好きでインテルが好きになったファンでは印象も違ってきてしまうと思います。私は前者ですが、イタリアへ出発する成田空港まで見送りに行くくらい選手個人としても応援しています(偶然居合わせただけですが)。


「いまだに怒りが収まらない」という方もいらっしゃるでしょう。それは仕方ないと思います。
「あんなヤツがインテルの施設に入ったり選手と近づいたりするなんて許せない」という方もいらっしゃるでしょう。それも仕方ないと思います。


それでも、彼も反響の大きさを受け止めて反省し、もっと「いろんな印象をファンに与えることを認識した上でこれからはネタを作るよう努力する」とおっしゃっています。全員に好きになれとは言いませんが、媚びたり貶したり好き勝手にネタにして批判されてもダンマリを決め込むような人でないことだけは知っておいてください。


追記:今回の写真と動画は楽しかった。

追記の追記:せめて事務所ライブシルバーステージくらいはキープして欲しい(・Θ・)