サッカーの元チリ代表ＦＷイバン・サモラーノ（３６）の引退記念試合が２３日、首都サンティアゴの国立スタジアムで５万人の観客を集めて行われた。
試合は地元チリ人チームと外国人チームの対戦形式で、外国人チームにはロナウド（ブラジル）やアンドレス・ダレッサンドロ（アルゼンチン）、既に引退したカルロス・バルデラマ（コロンビア）、ホセ・ルイス・チラベルト（パラグアイ）が加わった。
この試合のためスペインから１５時間かけてチリに来たロナウドは、人生をサッカーに捧げたとしてサモラーノを称賛するとともに、スタンドの観客の喝采に感動したと語った。
サモラーノはチリ国旗を身にまとい、スタジアムに集まった全ての人々への謝辞を述べた。
サモラーノはレアル・マドリード（スペイン）、インテル（イタリア）、アメリカ（メキシコ）を経て、少年時代からファンだった地元チリのコロコロでプレーした。しかし今年７月、チリ選手権決勝での審判への反則行為で１１試合の出場停止処分を受けた後、引退を表明していた。
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