【ロナウドがレアルと仲たがい……背後にインテルの影!?】

ブラジル代表FWロナウドと彼の所属チームであるレアル・マドリーとの現在の関係は、必ずしも相思相愛と言うわけではない。ロナウドは、これまでのシーズン序盤戦で、レアル・マドリーカルロス・ケイロス監督が最も多く途中交代させた選手である。出場した11試合中9試合で途中交代というのは、彼ほどの選手にしてみれば驚くべき数字だ。
かつて父親のような存在であったインテルのマッシモ・モラッティ会長が、ロナウドインテル復帰の可能性について語ったその翌日、ロナウド自身の言葉からも同じ可能性を感じずにはいられなかった。青と黒(インテルのチームカラー)のシナリオが、再び始まろうとしている……。
「出場時間が短いって? 監督の決定だから何も言えないけど、交代させられるのが好きじゃないのは確かだ。でも、受け入れる以外に選択肢はない」
そう語ったロナウド。これまでレアルのナンバー9がフル出場を果たしたのは、マラガ戦とバレンシア戦だけである。
「自分のプレーが交代させられるようなものだったのかどうか、わざわざ立ち止まって分析することはない。でも、もちろんいつでもプレーしたいと思っている。ゴールはたくさん決めているし、出場機会が少なくてコンディションが万全じゃなくても、決定的な仕事ができることを証明できていると思う」
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