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モラッティ会長、歯痛?で姿消す
第7節のサン・シーロ・スタジアムでは試合開始前、モラッティ会長と選手たちに対する抗議のデモがサポーターたちによって行われた。モラッティ会長は、「現在のインテルが置かれている状況については残念だとしか言いようがない。だが、ナーバスになる必要はない。サポーターが何をしようと自由だ」と、コメントした。また、「クーペルがロッカールームの雰囲気を重くしていた? 雰囲気が重かったのは本当だ。クーペルの解任にかんしては、とても残念でならない。性格のよい監督だった。ただ、事を行うには、正しい時期と正しい判断が必要だ。それに今、インテルに起こっていることは、特定の選手のせいではない」と、話したモラッティ会長たっだが、ローマ戦の試合途中で姿を消してしまった。
ザッケローニ監督、引き分けでも「これでいい」
第7節ローマ戦でインテルザッケローニ新監督は就任後、初采配を振るった。その試合結果はスコアレスドローにだった。「前半は我々の試合だった。相手のカウンターにやられそうになったが……。ロスタイムのヴィエリのシュートは残念だった。しかし、これでいい。我々にはファン・デル・メイデエムレなど故障者もいる。彼らが戻ってくれば、チームのクオリティーをもっと高めてくれるはずだ」と、話した。また、試合途中で姿を消したモラッティ会長について聞かれると、「会長が試合途中で姿を消したのは、歯茎に膿がたまったためらしい。試合後、会長から電話をもらい、今日のインテルを気に入ったと言ってくれた」と、コメントしていた。

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