【インテル会長、ファンの過激横断幕についてコメント】

26日(現地時間)に行われたセリエA第7節インテル対ローマの試合前に、インテルのウルトラス(熱狂的サポーター)は「モラッティ(会長)解任」「クーペル(元監督)会長」などといった横断幕を掲げていた。試合から一夜明け、モラッティ会長は騒動を静める目的でこの件についてコメントした。
「日曜日の夜は、あくまで試合そのものに注目していた。チームが現在の状況に対して奮起してくれるかどうか、ザッケローニがうまくこの状況になじんだかどうか、ということに。試合以外のことは、すべて付随的なものだ。一部のファンの行動のことを指しているわけだが、もともと伝統的にインテルのファンは幾つかに分かれている。彼らの意見は聞いているし、尊重している。彼らの批判について考えると、ショックというわけではないが、残念に思う。しばらく考えてみるが、何かやるべきことがあるならばやるだろうし、あくまで強気に反論すべきだと思えばそうするだろう」
ファンの批判のほこ先は、いつものレコバだけではなくビエリにも向いていた。「彼らは批判されるような選手たちじゃない。激励されるべきだ。ともかく何か問題があればあくまで全員の責任だ」
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/headlines/20031028-00000019-spnavi-spo.html